釣りに使うイサダってなに?

ここ山形県庄内地方で釣りに使う「イサダ」とは、砂浜の波打ち際に生息しているエビやアミのような形をした大きくとも体長1~1.5cmほどの生物です。

よく釣りをする人は「イサダ」という言葉を耳にしたことがあるかと思いますが、実際に使ったことが無い人にはお目にかかる機会も少ないのではないでしょうか?

※波打ち際を歩くとよく目にするピョンピョンと跳ねている「ハマトビムシ」とは違います。

ネットで「イサダ」を調べると、三陸沖で漁として捕れるイサダが有名なようですが、写真をみると違うもののようです。(見た目ではオキアミに似ている)

北海道でもイサダという呼び名で庄内と同じものを釣りに使っているようです。

しかし、個人ブログなどでの紹介はあるものの、明確が答えは見つかりませんでした(;^_^A

イサダ

▲上の写真の右上のが形が分かりやすいですね(イサダ捕りをしていた人に写真を撮らせてもらいました。が、小石などが入るとそのままでは撒き餌としては使えないですね(;^_^A)

ハサミが無いのでエビというよりはアミの種類に近いと思われますが、体の形は逆にアミよりエビに近い感じですね?

イサダの捕り方

▲イサダは砂浜の波打ち際に生息していて、波がくると海中に出て、波が引くときには流されないように砂に潜ります。

捕り方としては引き波の時に、網を入れて海水が網の中を通り抜けるようにします。引き波の時にイサダは砂に潜るので、足で網の前の砂を掘り返すようにすると効率よく捕れます。

写真の人の網は既製品を使っているようですが、以前は下は網ですが竹製で、ちょうど塵取りの上に持ち手のついたような形のものを使っていました。

イサダのカゴ

▲イサダは生かして使うので、上の写真のような通気性の良い籠に少し湿った砂を入れて、それにイサダを入れて混ぜます。

釣りの撒き餌としては多分、最強!(笑)

砂と一緒に播くと、イサダは海中をピョンピョンとエビのように跳ねて逃げまどい、波動が出ます。

近くにいる魚を集めるとともに活性(食い)も高めるものと思われます。

庄内では、春の海タナゴ釣り、アジ釣りの撒き餌&付けエサとして人気です。
というか、自分がオキアミなどで釣りをしていて、後から近くでイサダを播かれると自分が釣れなくなる、と言うほど集魚効果が高いと言われています。

しかも、撒き餌と付け餌セットで使うので、エサ代0円(笑)
・・・その分イサダ網の代金と捕る手間がかかりますが(;^_^A

また、どこで見たのか忘れましたが、加茂水族館の前館長が船釣りでも、最初に10分程度イサダを播いて魚を集めてから竿を入れるようなことを聞いた記憶があります。

イサダはデリケートで生かしておくのが難しく、砂の水分が多すぎたり、乾燥すると直ぐに死んでしまいます。ですからイサダを捕るのは釣り当日か、釣りが早朝なら前日の夕方がおすすめです。(死んだら効果激減です)

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