80cm オオマダイ ゴッド!w(2023.7.26)

最近は陽が昇ると結構暑いので、今日も朝マズメ狙いでまだ暗いうちから釣行。

いつもなら予報で50cmの波でも、風が東寄りならそんなに波は無いのだが、今日は沖からのうねりなのか?結構あり、場所によっては飛沫が掛かる様。

※濁りはそれ程でもないが、陽が昇ってからは少し濁りが入って来た感じで、沖の方の潮の色はそれ程ハッキリ違う訳では無いが、まだらになっているような感じだった。

波があるので最初は足場のいい場所で、いつものようにグロー系のジグに蓄光してあちこち&表層~ボトム付近を探るもノーバイト。

鳥海山のシルエットがハッキリしだしてからも、全くアタリが無いので不安になって来て、場所移動。

ジグでは何も釣れない可能性もあるので、今日は久々のジグサビキにして良型のアジでもヒットすれば持ち帰えろうか?と・・・

しかし、4時を過ぎて明るくなってからも、数回コツンというバイトは有ったがフッキングせず。

4:30頃になってやっとアジらしきアタリがあり、上がって来たのは見た目22cm程のアジがジグのテールフックにフッキング。

リリースしてまた続けていると、今度はマメアジがサビキにヒット。

しばらくして20cm程のサバのナブラが手前で出て、サビキに数本ヒット。

アジが居なくなって、サバに変わったようなのでジグだけにしてキャストするが、ジグにはサバはヒットしませんでした。

5時も過ぎると、もう全くアタらなくなりました。

ジグを変え、誘い方を変えながら頑張ったがノーバイトで、最後に恒例の?ボトム付近でフラットフィッシュ狙い。

今日はエソもアタラズ、唯一アタッたのは20cm程のキス。

7時も近くなって暑くなり、今日もお持ち帰り無しか~と思いながら、入れる場所があったら、キャストしながら帰ろうかと、最初の場所に戻って第一投目。

ガツンとアタって合わせると、結構な引きと重量感!

ヒラメ キターーー!!!

しかもスレでなければ可成りデカい(@_@

しかし、底に潜るのはいいとして、ヒラメにしては横にも泳ぐし、何か違和感が・・・

ひょっとして、あのパターン?

手前で浮かせ切れずに、沈み根でラインブレーク?!

しかも、正体は「エイリアン」・・・というパターンか?

とか、頭をよぎるが、何としてもラインブレイクは避けたいと、魚を浮かせやすい少し高い場所へと移動し、ドラグを締めて竿尻を腹に当てて渾身のゴリ捲き。(平坦なところなら手前まで来たら逆にドラグを緩めた方がいいのだが…)

ようやく魚影が見えたと思ったら、なにやらオレンジ色っぽい感じ(;^_^A

これって、やっぱり例のパターンか?

しかし、何度か潜られそうになるのを必死に耐えて、足元近くまで寄せて来ると、なんとマダイじゃありませんか!(マダイにしては叩く感じが無かったような?)

しかも、デカッ!!

これは何とか獲りたいと思ったが、なにせ波が・・・

マダイ自体は一旦海面に完全に浮かせたら横になって、それほど抵抗はしなくなったが、それでも魚体は重く案の定、波であっちへ行ったり、こっちへ行ったりで、なかなか位置を制御できない。

タモも波で揺られて何度も入れ直すが、、、

遂に…(;^_^A

魚体が半分入ったところで、フックが網に引っ掛かって魚体が出たり入ったりで思う様に操作できません(/_;)

なんとか魚体がネットに入らないかと格闘していたら、口からフックが外れて、そのタイミングで魚体がネットにうまく収まってくれました!(^^)!

ラッキーとしか言いようがありません。

しかし、魚体が重くてネットが壊れそうで、シャフトに横の負荷を掛けないようにテトラの傾斜を使ってズリ上げ。

上がった時にはもう心臓はバクバク、汗はダラダラ。

▲やっとタモに収まってくれた。獲ったゾー!!
タモのフレームも伸びて涙型が縦に細長くなってもう垂れそうw

そして予想以上のデカさに、改めてビックリ&達成感が(/ω\)

タモのフレームは変形して細長くなっているし、シャフトの繋ぎ目が重さで伸び切って、きつく締まって縮まないのをやっとのことで…

しかし、持ち帰るにはその後も格闘が続くのでした。

まずは、私の持っているダイワのフィッシュグリップ(V170)では小さくて、口に掛けて持ち上げると重くてすぐに外れて役にたちません。

先日金具が壊れてイナダを落とした、ストリンガーも小さくてエラから口へは届かないし、下あごにも刺さらずナイフで穴を開けてから、念のため場所を変えて2本差して、それでようやく持ち運び。

〆て血抜きするのに低い場所まで行って、これも念のためネットにも入れて海水につけました。

※先日ストリンガーの金具が壊れてイナダを落とした時に「ワラサやブリ、サワラ、ヒラメ、真鯛などでなくて良かったと思うしかない・・・」と書いたが、それが現実となったようだw

しかし最大の格闘と言うか苦難はこれからで、普通に持っては尾が地面に擦れるので、車まで帰る道のりは重いのに腕を曲げながら、休み休みでも腕がちぎれそうでした(~_~;)

▲本日の釣果 真鯛 〆て血抜き後 帰宅してから測ってちょうど80cmのランカーサイズってことで(;^_^A
死後硬直により5~6%縮んだとしたら、釣り上げて直ぐは84cm位だったか?
ヘルスメーターで量ったら7.2kgでした。(腹を抜いてくればもう少し楽だったか?)
▲いつもの水道パン左右50cmにはみ出してこんな感じに

前にマダイを釣ったのは、いづれも6月(最大52cm)だったし、最近は他の人の陸っパリの釣果も余り聞こえなくなったようなので、終わったのかと思ったら、マダイたんですねw。しかもこんなデカいのが、ナブラも無いのに釣れるとは・・・運の無い私としては、まぐれ当たりにラッキーが重なったとしか言いようがない。

これで、1年分、いや数年分の運を使ってしまったかも知れない(;^_^A

帰宅後、冷蔵庫に入らないので解体を試みるが、ヒレはキッチンバサミでは切れなくて、一度ペンチで一本一本折ってから。

そして頭を切るのが素人なのでもう大変&ウロコもデカくて頑丈でしかも鋭利。

手指が傷だらけになりました。

これからどうやって料理してやろうか思案中です。

って、刺身と粕漬、兜焼きはもう決まっているのだが…

デカすぎるし、シーズンも外れてるので味は期待しませんが、釣れてくれたマダイに感謝し、ここまでの過程も全て含めて釣果として、マダイの記録更新という事で記憶に留めておきます(^^)/

 

※ちょうど車に乗せようと、ゴミ袋を被せている時に通りかかって、それでは尻尾がはみ出すだろうと、大きな袋を下さった方にこの場を借りて改めて感謝申し上げます<(_ _)>

 

PS. 鯛をさばいている時から、メタボだったが脂の乗りはやはり良くは無いと思っていたが、刺身で食べたら確かに脂は乗っていないが、それでも意外に旨かった。

「腐っても鯛」…納得。恐れ入りましたm(__)m

 

PS2.

ちなみにヒットルアーは大分前にも紹介したメガバスのマキノタネです。

ネクタイとタコベイトも付いているのでフラットフィッシュだけでなく、マダイも密かに期待はしていたのですが、やっと釣れてくれました。

▲今回の真鯛のヒットルアー キスも思わず食いつく?ゴカイと誤解したのか?w
メガバス MAKIPPA MAKINOTANE(マキノタネ) 40g いい仕事してくれました。

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基本的に底を取りながら「ゆっくり」の、リフト&フォール、ストップ&ゴー、ワンピッチジャークが有効なようです。

ジグで何も反応しない時に、違うアプローチで攻めると釣果が出る場合がありますので、1つ持っておくのもいいと思います。

要するにジグなどはベイトの小魚をイミテイトしているのに対して、マキノタネはイカやタコ、ゴカイ等をイミテイトしている。

※エイも来るのでお気を付けください(;^_^A

 

PS3.

タコベイトの中に隠れていて良く見えなかったが、洗って乾かしてあったのを仕舞おうと見た所、フックが飛んでも無いことになっていた(@_@。

▲真鯛に伸されたトレブルフック 1本は大丈夫だったが、他1本は伸されて、もう1本は内側に曲がっていた。
フックが伸されるのは分かるが、内側に曲がるのは…貝殻をも砕く強靭な顎を持っていますからね(;^_^A

改めて、波のある中、一人でランディングまで持ち込めたのが本当にラッキーだったと思う。

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