このサイトには「ハタハタ情報」の他「ハタハタ用サビキ」「ハタハタ釣り 竿」「ハタハタの釣り方」などのキーワードで来られる方も居られるようなので、酒田北港水路での私や他の方のやっている事をご紹介します。
<竿>
竿は基本的に持っているものでOKです。
新しく買うのであれば地元の釣具店の店員さんに聞いた方がいいと思います。
または、一度実際に見るなりやってみて自分に合うものを買ってください。何んでもそうですが、一発で100%満足できる釣りは難しいと思いますので…
私は2間半(450cm)の投げ竿を使っていますが、基本的にハタハタ釣りは絶えずしゃくらないと釣れないので重いと疲れます(^^ゞ
※2019現在は10ft(約3m)前後のルアーロッドを多用しています。軽くて疲れない。
※ハタハタ釣り未経験の方のために…
ハタハタ釣りは、竿を上にシャクリ上げては下げてを繰り返し、ハタハタはサビキに食いつくというより圧倒的にスレ掛かりで釣れてきます。
ハゲバリ(ガラガケ、引っ掛けバリが禁止になった)がサビキに変わったダケの感じです(^^ゞ
※オキアミ餌での餌釣りも出来ますが、俗に「ハタハタフィーバー」と言われるような入れ掛かりの爆釣とは少し違う釣り方です。(餌を付けているので入れ食いになることはあるが、餌を付ける時間が必要。最後にPS2として追記しています)
酒田北港水路では、1間半(270cm)から2間(360cm)ぐらいのルアーロッドなど短い竿でやっている人も結構います。
私も今度そうしようかと思っていますが?
※約3mのルアーロッドでやってみたところ、軽くて良好!ただし少しリールを巻かないと釣り上げられません。(2016年度は見たところ半分くらいは短い竿を使用している)
●長い竿のメリット
足元から少し離れたところ(沖目)まで釣ることが出来る。
釣れてもいちいちリールを巻かなくてもよい。
●長い竿のデメリット
足元(際)が釣りにくい。
シャクリで疲れる。
風が強いと煽られる。
●短い竿のメリット
比較的軽く疲れない。
足元(際)が狙える。
風にも比較的耐えられる。
●短い竿のデメリット
沖目が狙えない。(根掛かりしなければキャストできるが)
釣れた時に一々リールを巻いて取り入れて、また投入する時に糸を出さないといけない。
ハタハタ釣りは釣れる時に(ハタハタの群れが通っている間に)いかに手返しを早くして多く釣るかが釣果につながってきます。
北港水路でベストなのは2間から2間半の軽い竿だと私は思います。
が、あとはお好みで(^^ゞ
<サビキ>
ハタハタ用のサビキは、写真のようなハタハタ専用のものを私は使っています。普通のアジ用などの針と比べると同じ7号でも数段大きいです。
釣れる時は、駒が大きく返しが付いていないので外しやすく手返しが良くなります。
ですから、カツオの一本釣り?のように引き上げるとハタハタが勝手に外れることも多く、そのまま仕掛けを投入してあとでまとめてクーラーに入れることも多いです。
余り釣れない時は、白やピンクのスキンやオーロラ系、ハゲ皮などのアジ用の6~8号位のサビキに分があるようです。(サビキである程度ハタハタを誘えるようです)
でも、返しが付いていると風に煽られて服や手袋に刺さった時に外すのが大変です。
自分に刺さるのならまだしも、他人に刺しては…
返しの付いているサビキはペンチで潰すか、ヤスリで削ってはどうか?と思っています。その分バラしも多くなるかも知れませんので適度に。
※最近はアジ用などのサビキに返しのついていないものをハタハタ用として出している物もあります。(2017.12追記)
また、針のソリ?曲がり?を少し広げると掛かりが良くなるような気がします。これはやってみましたが、同じ条件で比べたわけでないのであくまで感じです。
ただ、余り広げすぎるとこれもバラしが多くなると思うのでほどほどに。
あと、ハタハタは結構底の近くを回遊しているので、錘の近くにハリを足すのも効果があるようです。(その分、根がかりのリスクは増します。からバリは禁止です。サビキ針を足しましょう)
※最近ものすごい数の針が付いている仕掛けを使っている人を見ます。自作なのか売っているのかは未確認ですが、根掛かりしてロストしたら泣きたくなりそう…(2017.12追記)
※サビキの針が大きい方がいいのか?という質問を見かけましたが、大きな群れがいてスレ掛かりで掛かるときには大きいい針の方が掛かりやすい(有利)と思います。また、たぶん防寒のため手袋をしていると思うので、大きい針の方が外しやすく手返しが良くなる。
群れが小さいか、居残りのハタハタを釣る場合は、サビキを食わせるか、寄せる必要があるので他の方で良く釣っている人の使っているサビキを参考にして、その時に合うサビキを使うことが釣果を伸ばすコツです。(白スキン、ハゲ皮などがおススメですが、予め数種類のサビキを用意して自分で色々試してみるしかありません)…(2019.12追記)
<仕掛け>
仕掛けといっても特にないのですが(^^ゞ
カゴも浮きも付けない普通のサビキ仕掛けです。
<道糸>ナイロン3~5号。PEラインでは試したことが無いのですが絶えずシャクルのでガイドとの耐摩耗性を考えた方がいいと思う。(ラインの先に太い又はフロロカーボンなどの丈夫なラインを5~10m程結ぶとか…)
また夜釣りであれば仕掛けにケミ蛍を付けると集魚効果と言うよりは仕掛けが見え、取り込みなど扱いやすくなります。
<錘> 10~15号(重りは竿の規格によります。また夜光のおもりも効果があるかも知れません)酒田北港水路は流れがあることが多いので隣の人と祭らないために、他の漁港よりは錘が重めの方がいいと思う。
重りが重目だと、シャクリが疲れますが、早く沈むので回数が多くなります。あとは流れが早い時や、波が有ったり、お隣と密集しているときは重目にしないと隣とおまつりします。(イワシや青物ほどではありませんが、ハタハタも掛ると暴れて左右に泳ぐ)
また、群れが小さくサビキて誘う必要がある場合は軽めの方がよいかも知れません。
まず10号を使ってみて、流されるようだったら重くして、竿が曲がり重過ぎるようなら軽くするとか、その都度調整するのがいいと思います。
以上少しでもご参考になりましたら幸いです。
Good Luck!! ←ぐっと楽w
PS.
ハタハタ釣り 仕掛け でも検索されているようなので、図解入りで更新しました。
夜釣りの場合のケミ蛍は集魚効果は疑問ですが、あると仕掛けが見やすくなるので付けた方が釣りやすいです。
あと、一部ハタハタの釣り方で、アミ籠(コマセ)を付ける仕掛けを紹介しているのを見ましたが、基本的にハタハタを調理するときには腹を取らないのでアミを食べさせると臭くなります。個人的にはやめた方が良いと思います。というか、撒き餌はやめてください…お願いしますm(__)m
やるんだったら人のいないところでお試しください。
PS2.
群れが去った後の居残りのハタハタを釣るには、サビキにオキアミ餌を付けるのが効果的です。この場合は柔らかい竿に軽い3~5号程度の錘(竿、流れによる)の方が良い。
また、釣り方は餌釣りになるので、強くしゃくらないで、底の方をゆっくりゆっくり上下に動かして誘います。
産卵期のハタハタは餌を食べないと言われていましたが、そんなことは無いようです。(2019.1追記)
PS3.
ハタハタの群れが際(きわ)にいない場合は、少し遠投して底に沈めてシャクリながら寄せて来るという釣り方もあります。ただし底が砂地で根掛かりしないような場所に限られるか、仕掛けのロストを覚悟しての釣り方になります。(根掛かりするようなら軽い錘5号前後を使うことも要検討)