可成り前から2馬力エンジンの釣用のボートはいいなぁ~、とは思って動画などは羨ましく見ていた。
しかし、費用、運搬からエンジンのメンテナンス、保管場所等に、ちょっと考えただけでも問題は山積。
ゴムボートだと収納や運搬上はメリットがあるが、私も手漕ぎのゴムボートなら昔々の若い時に持っていた。
当時は手軽な魚探なども無く、最初はキス釣りなどしていたが、軽いので意外に漕ぐスピードは出るが、反面風で流されやすくいちいちポイントに戻るのが面倒だった。
で、結局は離岸堤に渡るための道具と化したw
また、現場で膨らませたり、帰ってからまた広げて水洗いして乾かしたりと面倒だった。(結局カヤックでも膨らませたりの手間以外は同じだった)
フィッシングカヤックはYouTubeなどで見ていたが、身動きできないような狭さで私なんぞはイライラしそうだと思っていた。
が、国としては港湾設備のレクリエーション的利用を推進しいるにも関わらす、県が逆行しあちこちの漁港の防波堤に立ち入り禁止の柵を設置して、釣り場がどんどん無くなっていく昨今、フィッシングカヤックも有りかなぁ~、と思い始めてきた。
カヤックは長くて細い方がスピードが出るのは分かっているが、体力的にカートップは大変そうだと思っていたところ車に入るサイズがあった。

品名が良く分からないのだが、WINNER KAYAK(ウィンナーカヤック)のシングルカヤックと言うのか?(-_-;)
西濃運輸の営業所止めで別途送料が6,500円。
何日も検討に検討を重ねて、何か有った時のためを考えて、目立つ黄色をついにポチっとした。
あとは、転覆が心配。
そこで、初心者なので自転車の補助輪のようなサイドフロートもプラスした。

あとは、私としては可成り楽しみな魚探w

魚探は1万円しないものから数十万までピンキリ。評判のいいガーミン製で3万円くらいの物でもGPSも付いていたが、このホンデックスPS-611CN2は電池だけでも8時間稼働という事で、評判も良かったのでこれにフードを付けてポチった。
タモとフラッグは有るもので代用&自作し、大きな出費はこれ位だが、私は長いロッドしか持っていないので取り敢えずブリでも釣れそうなw安いオフショアロッドを探して

中華製のスロージギング用のロッドだったが、Fujiのガイドを使っているということで評価も良かったので、これのMにした。


サイドフロートは常時水に浸かると抵抗が増すので、アームの曲がりが上向きになるようにセッティング。
一応、塩と日本酒で清めて安全を祈願してから、想定される道具一式を積んで大海原へ漕ぎだしてみることに。
向かい風で風波が出ていると、予想以上に進みませんね(;^_^A
この日は1.5時間ほど海岸から50m位か?の範囲で、漕ぐ練習と一番大事な自分自身の動作確認wと、魚探が正常に動くのかのチェックをして行ったり来たりして終わりました。
ただ、帰る際に砂浜が上り坂でしかも漂着ゴミが有るので、ドーリーが埋まって壊れた(;^_^A

H型ドーリーは砂浜などで無理に引っ張ると壊れる、という情報は知っていたので荷物は全部下ろしていたが、やってしまった。というか、砂が締まって平坦な砂浜ならいいが、このあたりの砂浜では太いタイヤ(バルーンタイヤ)でないと使えないようだ。
帰ってからよく見ると、

奥に写っている穴は何の穴なのか?貫通しておらず浅すぎてこのドーリーには使えなかった。
これでは、ドーリーの横のバーの真ん中にカヤックの全荷重が乗っていて、しかも傾く。

▲左右の垂直のバーのスポンジをずらせば、真ん中が浮いて2点で支えられるが、そのままではスポンジがずれる。


これで、様子をみようと思う。
あとは艤装というほどでも無いのだが、魚探の振動子の取り付けは、当初は前の方のスカッパーホールの栓に穴をあけて船底に出そうかとも考えたが、取り外しが簡単なようにカヤックの脇に掛けるようアルミの板材で作成。


魚探の本体は、目が悪いので手に取って近くでも見たいので、固定せずに上の写真のバッカンの荷物の上に置くだけ。
ということで、本日で2度目ですが海に浮かんで、一応エギングをしてきました。

テトラの際を探っていたのですが、風で流されてしょっちゅう戻らなければならないので、こういう時はバックのできる足漕ぎカヤックがいいのでしょうが…
まだ慣れないので、釣りに集中できない感じでした(;^_^A
しかし、海面が近く今までとは違ったフィールドで釣りができ、新しい世界が広がったという感じで楽しかった\(^o^)/
天候に留意し、自分の能力・体力を過信せずw岸からあまり離れないように気を付けながら安全に釣行できればと思います。
これで何か有ったら、釣り場を奪った県のせいです。って私、逆恨み&根に持つタイプですw
オレは自由だ~~!w