先日、バックアップ用で使っていた外付けハードディスクが逝ってしまった(;^_^A
ふと見たハードディスク監視用のソフトCrystalDiskInfoで黄色の注意になっていた。
バックアップ用と言っても、それにしか入っていない古いデータもあるので、これはどうしたものかと考えているうちにアラートが鳴り出した(~_~;)
で、この時に最近はSSDも製品が安定してきて結構安くなって来たので値段を調べたが、4Tなので私にとってはまだまだ手の出ない価格(;^_^A
で、近くの電気店に行って、特売の安い型落ちのHDを買ってきました(;^_^A
ちなみに、夕方からバックアップを取り始めて翌日の午前中に9割方終わったところで、接続が2回ほど途切れてその後は電源を入れてもカタカタという音がした後に、遂に動かなくなってしまいました。
※途中でバックアップが失敗することも予想して、差分をバックアップできるソフトで、元の作業用ディスクに残っていない古いデータからバックアップしたので、被害は最小限に押さえられました(^^)
しかし、そのことがあって気になったのが今年の6月で丸8年になるディスクトップのパソコン。
CrystalDiskInfoで見るとシステムの入ったハードディスクは21,000時間の使用を超えている。これは前から気になっていたが、正常と表示されているので、まだいいかな~と見ない振りw
一般的なパソコン(ハードディスク)の寿命が約10,000時間で約5年と言われているので、2倍以上は使っている計算になる。
今回の外付けHDが突然のように逝ったこともあり、心配になってようやく重い腰をあげることにした。
しかし、私の使っているディスクトップのパソコンは買った時に結構いいものを買った。←つもりw
Dellのワークステーションと呼ばれる部類のパソコンで、CPUが Intel Core i7 3.4GHzのクアッドコア(CPUが4つ)2スレッド(平行処理できる)で、WindowsのリソースモニターでCPUが0~7番まで8個表示される。
メモリーも24GB積んである。
ということで、一部古くなってきたドライバーなどもあるのだが、能力的には今のままでも十分なので何とかシステムディスクを交換する方向で検討。
※スモールシャーシなので残念ながらハードディスクを増設するスペースは無い。
色々調べた結果、システムのハードディスクをSSDに交換する動画解説などもあり、見るとそんなに難しく無さそう。
SSDも内蔵型の1Tなら、信頼できそうなもので1万円ちょっとからある。
買って準備したのが、上記のCrucial(クルーシャル)SSD 1TB MX500 12,280円
7mmから9.5mmへの変換スペーサーとSATA-USB3.0変換ケーブル付です。これは並行輸入品なのでちょっと心配だったのですが、評価も悪くなかったのでここから買いました。
↑ 2023.2追記 1Tのセット商品は無くなったようです。
ちなみに正規代理店では ケーブル無しで同じ ¥12,280 5年保証が付いています。SATA-USB3.0変換ケーブル分が安心料ということか?w
あとは、3.5インチのハードディスクのスペースに取り付けるためのマウンタ(ネジ付き)。これは499円ですが、これよりも安いのがありましたが、在庫切れだったのでこれにしました。
〆て12,779円(税込)w
という事で、準備が整ったので作業開始!
1、初めにSSDをセットで買ったSATA-USB3.0変換ケーブルにつないで、パソコンのUSBへ接続。(認識させる方法やフォーマットなどはCrucial(クルーシャル)のホームページなどでも紹介されているので参照してください)
2、次にシステムディスクのクローン化(SSDにC:ドライブをコピー)。※システムハードディスクを丸ごとコピー。
これもCrucial(クルーシャル)のホームページから無料で使えるソフトがダウンロードできます。また解説もあるのでその通~り。
初めは予測で3時間半と出ましたが、私の環境では実際には約400GBで約1時間でした。
3、ハードディスクが変わるとマズイ契約の手続きw
私の場合は今流行のサブスの先駆けともいわれるAdobe(アドビ)のCreative Cloudのライセンス認証解除。(3台まで登録できるので、余裕があれば不要な作業ですが…)
あとは、ウィルス対策ソフトの削除。avastプレミアムセキュリティはソフトを削除すると認証が消される仕組みのようです。
4、パソコンの電源を切って、SSDを外してからパソコンを開けてHDとSSDを交換する。
この際に、HDとSSDの大きさが違うので、2.5→3.5 変換 マウンタにSSDを取り付けてから元のHDの場所に戻すのですが、上記の写真の矢印の場所の穴にピンが入って止まる仕組みのところが、穴が小さくて奥まで入りませんでした。
ドリルでマウンタの穴4ヶ所を広げて解決。
5、あとは、電源を入れる。
ちゃんと立ち上がるか、ハラハラ、ドキドキでしたが、問題無く普通にあっけなくw立ち上がりました。
6、3で解除したものを戻す。
ソフト自体は同じ状態で入っているので、立ち上げてパスワードやアクティベーションコードを入れ直したら、前の設定の状態で全部無事に使えるようになりました。
やっぱり、立ち上げスピードが速いです!
電源ボタンを押してからWin10の立ち上げ画面が終わってディスクトップ画面が表示されるまで40秒。
その後のタスクバーの中の各サービスが全部立ち上がるまででトータル70秒ほどでカーソルが反応してパソコンが普通に使える状態になりました。
当然、高速スタートアップはしていません。
特にブラウザーのChromeは、私の場合タブを20個くらいは常時開きっぱなしにしてあるので(;^_^A、時間がたったタブのメモリを解放するプラグインも入れていますが、それでも起動に時間が掛かっていました。それが、何事も無かったように起動しますw
それに、私の場合は作業の際のデータは外付けHDに入れて作業しているので、そこは余り期待していなかったのですが、Adobe(アドビ)のソフトがSSDに入ったためか、Photoshopの起動も速くなったし、特にIllustratorの起動や保存のスピードも速くなってサクサク動くようになって大満足です。
※ちなみにIllustratorが2021年になってからのバージョンアップ後の立ち上げ時に、プラグインの初期化の画面でフリーズしたりメチャクチャ時間が掛かっていたのは、私の場合はWacomのプラグインのせいでした。
メニューの 編集>環境設定>デバイス からWacomの有効化のチェックを外したら、問題無く立ち上がるようになりました。
●ファイルを開かないでソフトをクリックして立ち上げてから、カーソルのビジーマーク?が消えるまで
Illustrator 2021 21秒 Photoshop 2021 21秒 ←最後が21で一緒やん!www
何をするにもサクサク動きます(^^)/
これで、システムハードディスクが古い問題も解決したし、各種作業も快適になりました。
システムディスクの交換に要した作業時間はシステムディスクのクローン(コピー)や穴開け作業wも含めて全部で2時間ほど。
終わってみれば、こんなに簡単に出来るならなんでもっと早くしなかったのか?と思う程、めちゃくちゃ快適です。←今だけか?w
PS.
ちなみに、パソコンから取り外した内蔵ハードディスクは先日壊れた外付けハードディスクの箱に無事に収まりました(^^)
という事で、1Tの外付けハードディスクに生まれ変わりましたが元々使用時間も長いし、今のところ使う予定も無いのでシステムが入ったまま起動ディスクとして保存しておきます。