皆さんご存知のように、高速スタートアップはWindows 8からの標準仕様となっています。
これは、シャットダウン時のメモリやCPUなどの状態を保存しておくことで、次回の起動が早くなるというもの。
しかし、これを使い続けるとシステムが不安定になったり、周辺機器の環境が変わったりした場合にエラーとなったりと、重要な仕事や、作業をする上では可成り不安があります。
デフォルトの設定のままだと、完全なシャットダウンというか、全てをリセットするには、一旦パソコンを立ち上げてから、また再起動するしかありません。
調べると一時的に、完全なシャットダウンを行う方法として、ウィンドウメニューの電源をクリックする際に、再起動+Sift でオプション画面がでるのでそこから「PCの電源を切る」にすると高速スタートアップが無効の状態でシャットダウンできるようです。
でも、私もそうなのですが普段パソコンを使った仕事をされている方は、高速スタートアップを無効に設定し直しているのではないでしょうか?
※「高速スタートアップを無効にする方法」はググるといっぱい出てきますが、Home 版(無印 Windows10)ではできないらしい(;^_^A
通常は、完全にシャットダウンして、たまにネットを見たり大した事をやっていない時に出かけるとか、昼休みにパソの電源を一旦切る。みたいな…
そんな時は、高速スタートアップでもいいのになぁ~~~ って思っていました。
で、先日書いた、Windows10 Fall Creators Updateしたら「このアプリがシャットダウンを妨げています」がDellの記事中で、今のところ解決方法が見つからないので、シャットダウンのショートカットアイコンを作ってタスクバーに格納して利用することにした。
あっ、これ使えるじゃん?!
要は、完全なシャットダウンのショートカットアイコンと高速スタートアップのアイコンを2つ作って置けば何時でもパソの終了方法を選べます!
一応、再度まとめてみます。
シャットダウンのショートカットアイコンの作り方
ディスクトップで
右クリックメニューを表示 > 新規作成 > ショートカット
項目の場所を入力の欄に
shutdown /s /t 0
↑完全にシャットダウン
shutdown /s /t 0 /hybrid
↑高速スタートアップでのシャットダウン
※「0」は開始までの秒数
次へ > デフォルトで「Shutdown.exe」と入っていますが名前を任意で入れる > 完了
出来たアイコンを右クリックして
プロパティ > アイコンの変更
で、上記の2種類のショートカットアイコンを作って、電源アイコンなどに変更すればわかりやすいと思います。
↑こんな感じでタスクバーに並べて入れれば、気分次第でワンクリックで完全なシャットダウンと高速スタートアップでのシャットダウンの使い分けができます。
普段のシャットダウンでない方を一つ作ればいいだけですけどね(笑)
ただ、注意して頂きたいのはタスクバーだと、ワンクリックでシャットダウンが始まるので、誤ってクリックないよう日頃使うアプリアイコンの脇に置かないこと(;^_^A
また、終了時には全てのアプリが終了していることを確認してからクリックしてくださいね。
↑オレンジの電源アイコンはWindows標準で有るのですが、色違いが無かったので作りました。
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