エギングで使うエギもある程度やっていると自分の釣行パターンに有ったもの、要するに釣れるエギと余り釣れないエギに分かれて来る。
私がエギングを始めて間もない頃に、一通りエギを揃えたがエギングは、夜はやらないのと9月一杯くらいまでしかやらないので今では3号のエギを使う事は殆ど無い。
それと、シャロー打ちが面白いのでもっぱら沈下スピードの遅いシャロータイプがメインとなっている。
という事で最近はヤマシタの2.2号のシャロータイプを好んで使っている。しかし、ヤマシタでこの 2.2号のシャロータイプ の同じ商品が無くなったようだ? ヤマシタ のサイトでも見当たらない。
最近はどこにも売っていなくて昨年ついに見つけたと思った2.2号のシャロータイプのエギが「アオリイカ以外のイカ」と書いてあった(;^_^A
※2.2号のあるヤマシタのナオリーシリーズが全て「ヤリイカ、ケンサキイカ、ヒイカ、スルメイカなどアオリイカ以外」となっていた。以前はそんな表記は無かったような気がするが?
しかし、見た目は変わらないし釣れんだろうと思って試しに買ってみた。しかも色違いで2つも(;^_^A
で、使ってみたがやはり釣れない(/_;)
サイトでシャクってステイさせると尻が急角度で上に傾いてついて来たイカが寄ってこようとしない。
という事で、カンナの部分に100均で買ってきたステンレスの針金を捲いて、釣行の度にバランスを見て調整を繰り返していた。
わざわざ海水を汲んできてまでは、やろうと思わない横着者ですw
まして塩分濃度を3.5%にして海水を作る。なんてことはやりたくねえ~(ーー;)
しかし、先日素朴な疑問が生じました。
一応、海水は真水より比重が重いのでその分ものが浮きやすい。これは誰しもが知っている疑いようのない事実です。
そうです、あの小学校の時にやった実験、真水で沈んでいる生卵が塩を溶かしていくと浮かんでくる…
しかし、体積が小さいものにはそんなに影響しねえんじゃねの?w
エギの3号位なら影響は大きいかも知れないが、2号程度じゃそんなに違わないんじゃないか?
という事で、最近エギング釣行の条件が悪くて行けないので昨日海水を汲んで来たw
丁度良い水槽みたいなのが無くて、プラスチック容器で代用したが角が丸くて歪んで見えてちょっと不都合な点もありました。
これだとエギ1.8号でも予想より違いが有りますね~(;^_^A
海水と水道水の違いは予想ではこれくらいなのだが…エギによってバランスが違うためか浮力に違いが出ます。
このエギはシャロータイプでなく、沈下スピードが速いせいか余り釣れていない。…ので、写真のようにドリルで錘に穴をあけて少し軽くしてみた。
多分、穴をあける前はもっとカンナが下がっていたと思う。
このエギは前に書いたアオリイカ以外用のエギ。ステイ姿勢が可成りケツ上がりだったのでカンナにステンレスの針金を捲いて調整。(これで先日初めて釣れたw)しかし、もう少し尻が下がってもいいようです。
最近あまり出番が無くなったエギ2.5号。背中にアワビシールを貼ったまま(;^_^A
一応3号のエギも写真を撮ったのだが、入れ物が小さくて左右の曲面にエギの前後が掛って歪んで見えて正確な基準が分からなかったので掲載を見送りました<(_ _)>
ということで、予想した通りエギが大きくなれば海水の比重の影響も大きくなる傾向にはあるようですが、材質やバランス(錘の重さやバランス)により一概には言えないようです。
号数によってある程度比例するのであれば、誤差を計算して水道水でもバランス調整できるかと思ったのですが、これだと難しいようです。
矢張り正確を期するなら、海水で調整しないとダメなようです。
私の場合で考えるエギのバランス
他の魚もそうなんでしょうが、活性が高い時は雑な言い方をすれば、なんでもいいw
しかし、活性が低い時には…(フォールしているエギをアオリイカが追っていかないようなら活性が低いと見てます)
●足元でシャクってステイさせてアオリイカを抱かせるには、ステイさせてエギが水平 +- 10°前後。
●フォール時の姿勢は平行~やや尻上がりでゆっくり落ちる。極端に頭から落ちるのはダメ。
※エギの釣れる釣れないの要因は、当然バランス以外にも地のテープの色やケイムラ、グローなどの要素も加わってきます。
という事を考えると足元でサイトで使いたいエギのステイ姿勢では、水平に合わせて置くのがやはりいいのか。
この3号のエギは完全に尻が下がってしまう。しかし、これはフリーフォール時にある程度水平にフォールするように設計されているのだと思う。
しかし、これでは足元でシャクってのサイトで釣るのは難しいかな。って、足元にエギ3号を抱くようなアオリイカは出てこないか(;^_^A
ただ、こういうバランスのエギは着底時に尻が下がるので根掛かりリスクが増すという事は頭に入れて置いた方がよさそう。私は底が砂地以外では着底させることはまず無いですけど…
※みなさんご存知だとは思いますが、磯などで着底させる場合は、いきなりしゃくり上げないで最初にそーっとリールを捲くか、ロッドを立ててエギを少し浮かせてからシャクルと根掛かりリスクが減ります。(着底した場所より手前に根などが有ればラインブレイクなどは避けられないが?PEだと浮くので確率は下がるが…また、底を取りたいならカンナの下の針を何本か切り取る)そもそもエギングで「着底が基本」って言っているのはエギメーカーの策略としか思えないのは私だけか?w(当然レンジは大事ですけど…)
錘を軽くすると、エギ自体は尻上がりのバランスになりますが、その中でも穴をあける位置又は錘を削る位置(前後)によって錘の後ろを削れば前を削るより、より尻軽になる。
ヘッドにかぶせてエギを軽くするパーツはあるようですが、バランス補正のためにカンナの方に浮力を付けるにはどうすればいいんだろうか?
キメの細かいスポンジのような素材のテープを貼って試したが、可成りの量を貼らないと補正できなかった(;^_^A
しかし、今読み返してみると小学生の夏休み自由研究のレベル? w
何か少しでも参考になる事があれば……