先日サゴシのナブラで多くのジグが犠牲となった(;^_^A
20cm~30cmの太刀魚用のワイヤーリーダーではまったく役に立たなく、ショックリーダーから切られることが多発。何かいい方法は無いものかと考えていた。
それで、以前から思っていたことを実践してみることに…
例えば、PEラインは張力には強いものの、スレなどに弱く1本では切れやすいので4本撚りや8本撚り、12本撚りなどがあり、撚り数が多い程丈夫になる。(ここでは飛距離云々等は考えていません)
1本の矢より3本の矢の方が折れにくいのです!…ちょっと違うか?w
ロープやワイヤーなどの殆どが細い糸や針金を何本も撚ってしなやかで且つ丈夫にしています。(糸自体も細い繊維を撚ってある)
力学的には同じ材質ならば細い方が張力が強くなる。(これは太さの比率に対して)
要は、40ポンド1本のショックリーダーより、20ポンド2本の方が細くなるはずです。(実際は撚り方によりますがね(;^_^A)
そうですポンドは強度基準で現しているので、標準換算表では20lb=5号、40lb=12号なので考え方はこれで合っている。逆に考えれば5号のラインが2本で10号なのですが、強度は12号のラインに匹敵する。ということになります。
また私の予想では20ポンドのリーダーでも、2本同時に切られる可能性は低いのではないか?
もしそうなら、いきなりリーダーを切られてジグをロストすることが減るのではないか?という事です。
これは撚るしかないでしょう!w
今回作ったのは、20ポンドのフロロカーボンのショックリーダー1mを半分に折って、親指と人差し指で2本同時にティッシュなどで紙縒り(こより)を撚る要領でらせん状に絡ませていきます。
2本では直接スナップに結ぶのは難しいと考えて、両端にチチワを作って、取り敢えず取って置いたダメになったサビキのスナップを付けました。
長さが50cm弱は欲しいかなと思っていたのですが、撚ると意外に短くなって更に両端のチチワ分で37cm程しかなくなりましたが、両端により戻し付きスナップを付けて43cm程になりました。
予定より短くなりましたが、まずこれで使ってみました。
サゴシはショックリーダーのようなキラキラしたものに噛付くという話も聞きますが、人間の目には撚ると更にキラキラ感が益します。しかし先ずは実際にテストしてみないと、ということで実釣で何度か使ってみました。
私が一番気になっていた、ジグのフォールの動きは見た目では問題無いようです。
で、10/7以来4回の釣行でこれを使っての実釣。やはり少しずつリーダーが毛羽だっている所が出て来ました。今日も複数回ラインにアタル感じが有って少しリーダーに傷が入っていたがそのまま続行。サゴシ7匹目(他イナダ4匹)を釣ったところで、またラインにアタル感覚がありリーダーの1本が切られていました。
リーダー2本のうちの1本が切られましたが、思惑通りジグは無事回収できました(^^)/
ということで、今のところ
疑問:切られにくくなったか?
答え:切られにくくなったような気がするし、今のところ切られてもジグが無事。…なので、2本同時に切られる可能性が低いのであれば少々噛付かれてリーダーに傷が付いてもそのまま1本が切れるまでは安心感がある。(リーダー1本だと傷が付いたのを見逃しやすい?…というか、リーダーを短く切って済むならまだしも釣り場で少々の傷でFGノット組みたくないのは私だけ?私は少し強めに引っ張って大丈夫ならそのまま使ってしまうタイプです(;^_^A)
疑問:食いが悪くなるか?
答え:体感では変わらないと思うが?←実際人並みには釣っている積もり(;^_^A
疑問:サゴシはキラキラに噛付くか?
答え:特にラインに絡んで来るのが(ラインにアタル感じが)多くなったような感じは今のところしない。
疑問:ジグの動きに影響は?
答え:私が鈍感なのか影響は感じないw
本当は、もっと細いラインを組紐のように3本撚り、4本撚りとかにすれば、もっと丈夫になるでしょうが(ジグの動きに影響するかも?)、私には今のところ技術を持ち合わせていませんので…(;^_^A
また私は40ポンドのリーダーを使ったことが無いので(40ポンドのリーダーは(高級なリーダーは)切られないのか?)、どちらがいいのか比べられませんが、サゴシ対策としてもう少し使ってみようかと思っています。
※リーダー2本撚りを特にお勧めしている訳ではありませんので、ご使用は自己責任でお願いします。w
※2本同時に切られたらまたここで報告します(”◇”)ゞ
追伸(2019.11.2)
本日サゴシを釣り上げた後にキャストしようとしたらリーダー1本の真ん中付近が切られていることに気付きました(;^_^A
サゴシを上げて当然ジグも無事(^▽^)
追伸2.(2019.11.11)
この日も2本撚りリーダーのうち1本が切られましたが、ジグは無事。
追伸3.(2019.11.13)
2本撚りリーダーを作るのも面倒になってきたので…(;^_^A
太いリーダーを試していなかったので50lbのショックリーダーを購入。同じように50cm程の両端に傷が入ったらすぐに交換できるようにスナップを付けて実釣してみることにしました。
※サゴシ対策用に25lbの通常のリーダーの先に50lbのリーダーを付けるという事です。切られたり、傷が入ってもいちいちFGノットを組のが苦でない方は普通にPEに結べは済むことです。
40gのジグではフォール時の影響は、この日は濁りがきつくてよく確認できませんでしたが一応釣れました。
サゴシ2ヒットしたあたりでリーダーに毛羽立ちが1か所できました。引っ張って確認し大丈夫そうなのでそのまま使用。